大学生になる子供が一人暮らしする時の失敗しない部屋探し

春から大学生活を送るための最初の準備として、「一人暮らしの部屋探し」があります。

 

一人暮らしの物件探しが初めての場合、どう情報をみたらいいのかわからなかったり、自分の希望も定まらず、よくわからなかったりします。

 

そのまま不動産屋に出向いても、「地理や相場はわからない、予算も未定で希望は特になし」…では、営業マンとしても探しようがありません。

 

・・・はい、これ、私の最初の部屋探しの失敗例です。

 

大学生の一人暮らし 部屋探しの流れ

まずは理想的な一人暮らしの部屋探しの例を、流れでご紹介しましょう。

 

下の流れを示した図は、私の失敗経験と成功例と、世の中の動向を加えて作成したものです。

 

一人暮らしの部屋探しの流れ

 

 

まず長男の時に失敗だったのが、「合格発表後」に上の図のD、大学生協の住宅相談に行ったのが最初の行動でした。

 

今から思うと、合格発表まで一体私は何をしていたのでしょうか…。

 

第一子の受験の場合だと、受験の心配や不安が山ほどあって多くの方がこのパターンに陥るかもしれません。

 

その反省を活かして、次男の時は年内からネット検索で物件探しを始め、合格前予約を入試日の1か月前に終え、合格後はゆったりとその他の準備ができました。

 

では上の図に基づき、一人暮らしの部屋探しの流れを詳しく解説していきます。

 

最低限しておくべきこと!!部屋探しの流れ@

一人暮らしの部屋探しの方法としては、上の図のD〜Gのように、

 

 

  • 大学主催の住まい探し相談を利用する
  • インターネットで探す
  • アプリで探す
  • チャットで探す
  • 不動産屋に出向く

などがあります。

 

これらのどの方法で探すにしても、最低限しておくべきことがあります。

 

それは上の図の@情報収集・相場確認・地名や位置関係把握です。

 

 

「希望地区と希望家賃」、これがなければネットでも不動産屋でも膨大な物件の中から絞り込むことができません。

 

とはいえ、離れた未知の土地の地名や位置関係など、実にわかりにくいものです。

 

そんな場合まず希望大学の生協HPを覗いてみましょう。

 

大学・大学生協のHPからリサーチ

多くの大学生協のHPには住まい探しのページがあります。ここには多くのヒントがありますので最初に閲覧することをおすすめします。

 

大学によって差はありますが、探し方が紹介されていたり、先輩の体験談、そのページで物件検索できる大学もあります。

 

まずはざっくりと、通学に便利な地区の名称や多くの学生が集まる地区の名称をリサーチしましょう。地図も併せて見て、最寄駅や距離感も掴んでおくと役立ちます。

 

一人暮らしの物件をインターネットで探す

私が利用した物件検索サイトをピックアップしてみました。

 

長男の時の物件探しで猛烈に後悔したので(下記参照)、次男の時は物件サイトをリサ−チしまくりました。

 

ほとんどが大手のサイトですが、やはり大きい会社のほうが一人暮らしの物件情報を豊富に取り扱っています。

 

「どのサイトも掲載している物件情報は一緒でしょ。」と思われているかもしれませんが、サイトによっては掲載している物件としていない物件があるので、最低5サイトはチェックするようにしてください。

 

掘り出しものの物件は、たくさんのサイトを調査すればするほど見つかります。

 

全国の物件が探せるおすすめサイト

 

私の息子達は京都の大学でしたが、東京の大学で一人暮らしをする方も多いと思うので、今回調査してみましたので参考にしてください。

東京の物件に特化したサイト

 

物件サイトの大学名検索からリサーチ

インターネットの物件サイトで、大学名を入力することによって地名や場所の情報を得ることもできます。

 

どのサイトも、大学名検索のページがあるので効率よく物件を探すことができます。

 

情報をリサーチするだけでなく、家賃や希望の条件を入力することで物件の検索もできます。

 

家賃相場を参考に支払可能家賃を算出

間違った契約をしないためには、家賃相場を知っておく必要もあります。

 

家賃相場よりも高ければ、その理由は何んなのかを追求することができます。

 

高くても有益な理由であれば候補物件になりますし、安くても問題がある物件なら候補からは除外、その目安となる『家賃相場』は重要になってきます。

 

家賃相場は、各ご家庭の仕送り額や支払可能な家賃の金額を決める参考になります。

 

私の経験上、相場を参考にしながら多くの物件情報を見るうちに、自分にとって本当に必要な条件は何か、家賃として出せる金額はどれくらいが妥当か、だんだん定まってきますので、まずはたくさん物件を眺めましょう。

 

下宿先の候補地区と大体の家賃の範囲がみえてきたら、部屋の希望条件を考えながら具体的な物件検索が可能になります。

 

では、一人暮らしの物件リサーチはいつごろ始めればよいでしょうか。

 

物件リサーチの時期は11月頃が最適

志望大学が決まれば家賃や地区の情報集めをすぐにでも始めましょう。ですが具体的な物件については早ければいいというものでもありません。

 

現大学生の多くは入学時の4月より1年〜2年契約で入居しています。

 

その契約を更新するかどうかの調査が、管理会社より現入居者に対して8~10月ごろにあります。

 

その返答を受けて4月からの入居可の物件募集が掲載されますので、4月以降の空き状況がわかるのは9~11月頃ということになります。

 

ですから情報の出そろう11月頃が、物件のリサーチ開始に適した時期といえます。

 

一人暮らしの物件選びのポイント

ではどんなところに注目して一人暮らしの物件を選べばよいのでしょうか。

 

まず第一段階として、物件サイトで検索してみましょう。

 

検索するには、まず条件の入力が必要となります。これは主なものの一例ですが、物件サイトには以下のような希望条件のチェック項目があります。

 

物件検索の主な条件チェック項目

 

こういった項目にチェックして物件を検索していきますが、細かく指定していくと当然希望に近いものに絞られていきます。

 

しかし、指定しすぎると「多少範囲からずれているけれど、魅力的な物件」が外されてしまいますので、少し幅を持たせて入力するのがコツの1つです。

 

自分なりの希望条件を決めていく・部屋探しの流れA

 

希望条件を決めていく過程が、上の図のAにあたります。

 

多くの方の共通の要望としてあげられるのは、

  • そこそこ広い
  • 収納が充分
  • 南向き・日当たりが良い
  • トイレ・バスが独立
  • 築年数が新しく綺麗
  • 大学から近い
  • IHコンロでオートロックで宅配ボックスがあり、ロフトもあると…。

このような物件が、リーズナブルで見つかれば問題ないのですが、そうはいきません。希望を満たしていくとおそらく家賃の予算を上回ってしまいます。

 

ですから本当に必要なもの、なくても許せる条件を考えていきます。

 

私の考える、

 

  • 必ず必要な条件
  • 本当に必要か考えたい条件
  • あるとよかった条件

 

をそれぞれ挙げてみました。

 

必ず必要な条件

充分な収納 

収納がクローゼット機能と押入れ機能、さらに本棚機能を備えていれば、居室が多少せまくても、物であふれかえることもなく、収納家具を置く必要もありません。

 

また家具が少ないと、退去の際の引っ越しも楽です。

 

逆に居室が広くても収納が少なければ、収納家具が必要になりせっかくの広めの部屋が雑多になり、退去の際も大荷物となってしまいます。

室内洗濯機置き場

長男がたった2つ出した希望の1つがこれです。

 

ただでさえ慣れず面倒な洗濯…、冬の寒い時などベランダに出て洗濯するのは嫌だと申しました。(これについては「室内にあっても、ため込んでなかなかしないじゃないか!」と一応突っ込んでおきます)

 

その理由はともかく、学生は夜遅くに洗濯することが多いですから、ベランダなんぞにあるとうるさくて近所迷惑になります。それから電気製品が雨風や強い日光にさらされると劣化してしまうのであまり望ましいことではないとも思われます。

バストイレ、セパレート型

長男のもう1つの希望がバストイレ別であることでした。

 

ユニットバスでも対象物件に入れたのですが、セパレート型は意外に多く、さほど家賃アップを感じない無理のない条件でしたので入れました。

 

ユニットバスはやはり自宅での日常生活とくらべると、想像しただけで大きな不便と感じたようです。

立地・環境

自転車通学は決めていましたが、雨天時は徒歩通学となります。

 

そうなると、大学までの距離が徒歩20〜30分より遠いのは考えものです。また近すぎると「たまり場」になることは間違いありません。

 

適度な距離感、そして近くにスーパーがあることも重要です。

 

欲を言うなら、最寄駅にも遠くなく、銀行や医院も近ければなおよしですが、これを条件に加えると限定されすぎてしまいますので、まずは最低限の通学と食事を考えるべきでしょう。

 

通学に電車を使うのであれば交通の便がよいのは大事な項目となりますね。

女子なら2階以上

防犯面を考えると、やはり女子は2階以上がいいでしょう。侵入のリスクも減り、視線も気にしなくてすみますから。

 

本当に必要か考えたい条件

新築物件

新築物件は気持ちよく、できれば築年数が新しいもののほうがよいのは当然のことです。

 

ですが息子達のマンションは築14年〜20年のもの、引き渡していただいた際には完璧なリフォームとクリーニングで、古さは微塵も感じられませんでした。築15年くらいなら、全く問題ないと思います。

 

もし他の条件が同じならより新しいほうがよいかと思いますが、家賃が同じなら、新築のユニットバス物件より、築15年のバストイレ別物件を選びます。

オートロック

防犯性があり女子の一人暮らしの部屋を捜す際には条件に入れる方も多いかと思います。

 

ですが防犯性を信用しすぎてはいけません。以前から言われていることですが、オートロックの建物でも前の人について行けば簡単に入れます。

 

さらに、紙1枚を差し込むだけで内側のセンサーが反応してドアが開く…ということもだんだん周知のことになってきていることに驚きです。

 

オートロックの防犯性を期待するなら、上記のことが改善された築5年程度の新しい物件でないと安心できないようです。

南向きの部屋

明るく日当たりのいい部屋でも、カーテンや雨戸を開けない学生には意味がありません!私の息子達は、日中部屋にいないから関係ないと言い切りました!

 

それでも明るさは魅力、必ずしも南向きでなくても東向きでもよいと思います。

 

それから西側の窓はないほうがベストです。夏場は蒸し風呂のようになりますよ!

IHコンロ

例えば、IHコンロを条件に入れると、当然ガスコンロの優良物件は検索にあがってきません。

 

IHコンロを希望する場合でも、ガスコンロの上に専用台をおいてIHコンロを使うことができますよ。息子達は二人ともそうして使っています。

 

要は優先順位で、何よりもIHコンロが優先でないなら、チェック項目をはずしてガスコンロ物件も見たほうがいいと言いたいのです。

 

あるとよかった条件

予算やその他の条件を優先したため叶いませんでしたが、あるとよかったなあと思う条件もあります。

 

宅配ボックス

ちょっとしたものを送ってやりたくても、不在が多くなかなかうまく受け取ってくれません。

 

不在票の処理もスムーズにいかず、送った荷物が運送会社から送り返されたことさえあるため、それ以降受取印のいらない方法のみの郵送手段となっています。あるとよかったなあとつくづく思います。

敷地内ゴミ置き場

決められた日にゴミを出すことが、こんなにも難しいことなのか…と、恥ずかしながら息子達を見ていると思います。

 

敷地内ゴミ置き場があった長男の1軒目のマンションは通学の時に毎日でも出せてとても便利でした。

何が優先かは性別や個人によって違います。

 

以上のようなことを参考にしながら、優先順位をつけて希望条件を決め、変更もしながら検索してみてください。

 

検索してピックアップする!部屋探しの流れB

いよいよ物件サイトの「条件検索」に希望の条件を入れて物件を絞り込んでいきます。

 

該当数が多い場合は、さらに条件を狭めたり、逆に該当物件が少なければどこか妥協して複数軒はピックアップします。

 

先ほども申し上げましたが、物件サイトも1つではなく最低でも5つはのぞきましょう。

 

気に入った物件はサイトのお気に入りにまとめられますが、複数のサイトの物件をまとめたかったので、私はこんな表をエクセルで作りました。

 

ピックアップシート

 

これが「部屋さがしの流れ」の図Bの10件〜20軒ほどピックアップするにあたります。

 

この表をエクセルで作ったことで、比較がしやすくなりすぐにURLでサイトにも飛べて便利でした。表の項目はそれぞれのこだわり項目で作られてはいかがでしょうか。

 

地図・ストリートビューでの確認のすすめ・部屋探しの流れC

 

ある程度絞りこめてきたら、地図やストリートビューを見ることをおすすめします。

 

平面で見る地図より立体的に見るストリートビューは周辺環境も把握できとても役に立ちます。

 

たとえば、南向きの部屋を希望したとしても、南の窓やベランダ側に大きな建物が迫って建っていれば日当たりは望めないことが、ストリートビューならわかります。

 

また徒歩15分でも、ストリートビューで見てそれがきつい上り坂であったなら、同じ徒歩15分でも平地のほうが自転車通学なら随分楽になります。

 

周辺の環境も住宅街なのか繁華街なのか、スーパーまでの距離感、通学路など把握できます。

 

こういったことは現地での内見でわかりますが、事前に知っておくとそういった物件は外して本当にいい物件のみの内見に絞ることができます。

 

以上のような下準備をしておくと、物件サイトや不動産屋に問い合わせたり依頼した時に紹介される物件が、自分達にとってよいのかイマイチなのか、何が足りないのかよくわかるでしょう。

 

内見の予約をする・部屋探しの流れD〜H

 

ほぼ物件が絞れたら、取扱い業者に連絡をして内見の予約をとりましょう。多くの不動産屋は、この時期に内見できる物件は3軒くらいまでだと思います。

 

Webでは掲載していない物件をもっていることもありますので、10軒くらいに絞った段階で相談してみるのもいいかもしれません。

 

合格前予約ですと、まだ入居者がいて部屋の内部は見れないことも多いですが、外観と場所・環境はチェックしておいてください。

 

不動産屋に相談の前に絞ることをおススメする理由

「物件のことはよくわからないから、まず不動産屋に出向いて相談してみよう。」という方法をおすすめしない理由をお話ししておきます。

 

直接大学周辺に出向いて、不動産屋や大学生協で希望を伝えて紹介される物件は、1回の訪問ではせいぜい5軒です。

 

長男の時は、その中から内見したいものを2軒選んで同行してもらい、実質2時間、2択の中で契約となりました。

 

とても気に入ったわけではなくとも、選択の余地も時間もありませんでした。それに判断する知識も持ち合わせていませんでした。

 

その後、もっと早くよく調べていれば、もっと快適に過ごせそうな物件はあったことを知ったのでした。

 

下の図面は長男が住んだ2軒の部屋と、今次男が住んでいる部屋です。

 

 

1が長男の時、2時間で2択の中で決めた部屋です。

 

南側に建物が建っている1階の部屋で日当たりは悪く、とにかく冷える部屋でしたが、他にほぼ選択肢がなく、時間もありませんでした。

 

長男はそれには平気だったのですが、大学からゆるく長い坂道が負担になり、2年住んだ後2の部屋に変わりました。

 

2の部屋は長男が不動産屋に出向いて紹介された3軒の中から選んだ部屋です。

 

2階で日当たりがよく、何よりも第一条件の大学に近いことが気に入ったそうでとても条件はよくなりましたが、そのぶん家賃もアップ。

 

そして3の部屋が、私が調べに調べて次男の合格前に決めた部屋です。因みに息子2人は同じ大学です。

 

2の部屋に比べて広く新しいのに家賃は2の部屋より安くなっています。ほんの少し大学から離れるだけで、独立した洗面所、シューズボックスまでついている、大手ハウスメーカーの物件で、リフォームも完璧でした。

 

洗面所もシューズボックスも希望条件に最初から入れたわけではなく、多くの物件を見ているうちに、この家賃でも可能であることに気づいたのです。

 

あなたなら、上の3軒を不動産屋がすすめたとしたら、どれを選びますか?

 

自分の目で調べることで、いろんなことがだんだん見えてきますので、不動産屋への相談は少なくとも最低限の情報と、物件を見る目を養ってご自身の意志をしっかり固めてから行かれることをおすすめします。

 

合格前予約について

物件の合格前予約というサービスを行っているサイトは多くあります。

 

文字通り、合格が決まる前に物件の仮予約でき、もし不合格だった場合にはキャンセル料はかからないという仕組みです。

 

とてもありがたいシステムですが、合格してからでは物件は無くなるということでしょうか?

 

実はそのようなことはなく、少子化でもありますから合格してからでも部屋が無くなるということはありません。

 

問題はその合格の時期です。

 

昔に比べ入試の形態が多様化してきていて、国公立と私立の二分化だけでなくそれぞれに推薦入試・AO入試などが加わりました。

 

一般入試の合格発表は、私立で2月、国公立は3月ですが、推薦入試やAO入試となると私立の場合11月下旬、国公立でも遅くとも1月末には決まります。

 

下のグラフをご覧ください。これは文部科学省の「H27年度の入学者選抜実施状況」を表すグラフです。

 

驚きは、私立大学の入学者の半分は推薦・AO入試での合格者ということです。

 

 

文部科学省HP 平成27年度入学者選抜実施状況の概要より抜粋

 

これによると、1月末までに推薦・AO入試で進学先が決まるのが、12,096人+2,679人+7,361人+663人+191,548人+50,143人=264,490人もいるということになります。

 

3月にならなければ決まらない国公立受験者に対して、この264,490人のうちの自宅外通学者は1月末過ぎればすぐにでも部屋探しの行動可能となるわけです。

 

ゆっくりじっくり選ぶことができるので、お得な優良物件から押さえられていくことは事実です。

 

ちょっと焦ってしまいますよね。

 

実際私も先ほどご紹介した次男の3の物件の「2階」を狙っていましたところ、2月上旬に押さえられてしまい、意を決して中旬に1階の部屋を仮予約したわけです。

 

合格前予約のルール

主流になりつつある合格前予約…、ルールは簡単ですがサイトや業者によって違うようですのでよく確認しましょう。

 

私の場合、仮予約の際に予約金の納入は必要でしたが、合格の場合そのお金は契約金の一部に充てられ、不合格の場合は無条件に返金されるというものでした。

 

但し、仮予約をしておいて合格が決まったのちにいい物件を見つけた場合でも、『不合格でした』とキャンセルして別の物件に乗り換える…などということはできないしくみでした。

 

なぜなら、仮契約の際には受験票をメール添付で送りますので、業者のほうでも合否の確認ができ、合否のごまかしはできないようになっていたからです。

 

最近では合格前予約に対応しているところも増え、合格後に同じ業者の扱う物件なら変更できるところもあります。

 

可能であれば受験日当日、またはそれ以前に物件の内見ができるように予約を入れ、その日に合格前予約をするという方が多いようです。

 

私は、合格後に2時間で決めた長男の時よりゆっくり検討して楽しめ、合格後の準備の忙しい時期に部屋探しは不要となりましたので、合格前予約にデメリットは全く感じませんでした。

 

ただ次男本人には変なプレッシャーを感じさせないよう全く気付かれないよう注意し、合格するまでは内緒にしていましたが。

 

合格前予約をしても残念な結果であった場合はキャンセルとなり、いい物件は出てきますから焦ることはありません。

 

ですが、私のように『これ!』と思う物件に出会われたら、合格前予約という方法はとてもいい方法だと思います。

 

大学生の一人暮らしのお部屋事情

一人暮らしのお部屋の探し方についてのお話が長くなってしまいましたが、ここで大学生のお部屋事情について書いてみます。

 

平均的な一人暮らしのお部屋とは

大学生の一人暮らしの部屋は、1Kが全体の46%を占め、ワンルームを足すと全体の70%を越えます。

 

地域によって家賃相場に大きな差はありますが、15u〜20uが平均と言われています。

 

もちろん広いほうが快適ですが、冷暖房の効率や掃除の負担を考えれば案外妥当な広さではないでしょうか。

 

自炊をするならキッチンの大きさには気をつけてください。賃貸の1Kのキッチンにはシンクや調理スペースが狭いものが多いです。

 

実際とても使いづらいので、もし選ぶ余地があるならシンクや調理スペースの大きいものをオススメします。

 

人気のロフト付きの部屋は憧れですが、実は冷暖房効率が悪く、意外と使いづらいという声が多いみたいです。わざわざはしごを上がる面倒から、物置と化すという話をよく耳にします。

 

快適に過ごせる部屋にするコツ

4.5畳や6畳のコンパクトな部屋でも、憧れの一人暮らしの部屋。

 

せっかく手に入れた自分の自由空間ですから、子供には少しの工夫で快適に暮らしてもらいたいですね。

 

快適に過ごせる部屋にするコツとして、

● まず物は最小限にすること。できるだけ家具は少なくして、クローゼットに収納するようにして居室はすっきりさせましょう。

 

ソファーやテーブル、テレビ台や本棚もできるだけ背の低いものにします。狭い部屋に高さのある家具をおくと圧迫感があり、空間も狭く感じます。

 

● 部屋とキッチンスペースの間に扉があれば、玄関からの視線やキッチンからの臭いをシャットアウトできます。玄関から見える位置に物を置かないようにするのもスッキリ見える工夫です。扉がなければのれんやカーテンでもつけると扉の代用となり、冷暖房効率もあがります。

 

明るい色でカーテンや家具やインテリアに統一感を持たせることでスッキリ広く落ち着いた感じになります。色がバラバラだとガチャガチャと統一感なく雑多な印象の部屋になってしまいます。質感もそろえるとよりセンスアップします。

 

● 小物を整理するには、今はやりの100均グッズを使ってのDIYはいかがですか?あるといいのは、散らかりがちな書類のラックやキッチンのスパイスラックなどです。

 

その他、一人暮らし物件のプチ情報もろもろ

家賃の支払い方法

家賃の支払い方法は、口座引き落としが可能な物件、振り込む物件、直接納入する物件があります。上記に示した息子達の3つの物件はそれぞれ違いました。

 

このうち今現在長男が住んでいる、2の物件は直接大家さんに支払う物件。これはお婆さんの大家さんが、入居している学生と月に一度は顔を合わす…というご厚意によるもの。

 

実はつい最近まで3年間、困り続けました。はい、長男が払いに行かないのです。

 

夜遅く帰るため払いに行けず、休みの日に行っても留守のことが多いなどがその理由。

 

大家さんは寛大な方で、催促の連絡をいただいたことはありませんでしたが、その分気が付けば3、4か月払ってないこともたびたびでした。

 

そうなると、こちらも何月分まで払えてるのかわからなくなってしまいそうで、この家賃問題が私の最大のストレスでした。

 

振込の場合でもその振込を子供がする場合、男の子だったら要注意です。「振り込まれない」という管理会社からの連絡を受ける母友が大勢いるというのが実状です。

 

解決方法は…。ありません!!残念ながら子供次第です。

音の問題

アパートやマンションは上下の階や隣の部屋の音や声が気になる場合があります。

 

学生はよく集まって騒ぐので、それが原因で退去を命じられた友人もいるそうですので、構造にも目を向けましょう。鉄筋や鉄骨であれば、比較的問題は少ないようです。

契約の際の確認

実際に契約の際には、ハウスクリーニングしてもらえる内容、入居可能日、鍵の引き渡し方法を確認しましょう。

 

ハウスクリーニングは、管理会社の指示で専門業者が実施しているかを確認しましょう。

 

ポイントはキッチン周り・トイレ・お風呂の水回りです。私の場合、3軒とも専門業者によるクリーニングで、築15年でもこの3か所はピカピカでした。

 

ハウスクリーニングの専門業者が入るなら、この3点は問題ないと思われますが、そうでないなら、古い物件は契約を考え直したほうがいいかもしれません。

 

入居可能日は引越予定や準備品の配送指定を考える上で必要になってきますので必ず確認しましょう。

飲食店の上階物件

2階以上の物件で1階に飲食店が入っているなら、私としては少し減点ポイントとなります。飲食店の上は便利なようで、実は臭いやゴキブリで困っている息子の友人が複数います。

 

また、人の出入りも多くなり防犯面も気になりますね。

 

まとめ

子供一人暮らしする物件を探すときは、とにかく多くの物件情報をネット検索することをオススメします。

 

検索すればするほど、「これは条件に入れて可能ではないか・・」「これはいらないかも・・」と、どんどん自分の考えが進化していきますよ。

 

子供と相談して・・・というのはあまり考えなくてよいかと思います。高校生の子供に物件情報を見せても住宅の事情は特にわからないようでした。

 

ただ子供にとって負担になるような距離感は避けるべきでしょう。

 

初めての一人暮らし、不安なく安全に快適に暮らせる環境をしっかり整えてあげてくださいね。